サントメ・プリンシペの国情報

地理

サントメ島は付近にあるプリンシペ島などの島々と共に、サントメ・プリンシペ民主共和国を構成している。ただし、サントメ・プリンシペの国土面積は964 km2程度と、サントメ島が面積の大部分を占めている。なお、サントメ島内の主要な都市はサントメ・プリンシペの首都のサントメである。島内にはサントメ国際空港ポルトアレグレ空港の2ヶ所に空港が設置されている。

 

アクセス方法

リスボンよりTAPポルトガル航空が週4便運航 (火、木、土と日曜日)。

アフリカ近隣諸国(ガボン・リーブルヴィル、アンゴラ・ルアンダ等)からもフライトがあります。

 

TAPポルトガル航空が2021年もまた、GlobalLimitsにおける私たちの主要パートナーとなることが決定しました。

TAPは全ての参加者に対し、TAPのサントメ発着の全ての便における、エコノミーおよびビジネスクラス運賃の15%割引を提供しています。

希望された参加者に対し、特別プロモーションコードを送付いたします。

 

面積

1,001㎢ 。

一番大きい島サントメ島は854 km2。

 

歴史

アフリカの大湾曲部、ギニア湾に浮かぶ火山島のサントメ島、プリンシペ島、その周辺の島々からなる島嶼国です。大陸に近く小さい島がプリンシペ島、面積の大きく大陸からより離れたサントメ島に首都のサントメがあり、人口の約90%がサントメ島に住んでいます。

1469年から1471年にかけて、ポルトガルの航海者・探検家のジョアン・デ・サンタレンとペロ・エスコバルによって発見されるまで無人でしたが、大陸との交易に利用する目的で領有され、1493年にはポルトガル王から島を賜ったアルバロ·カミニャによってサントメ島に入植が開始され、1500年には同様にプリンシペ島にも入植が開始されました。入植者の誘致は困難を極め、初期の入植者の多くは主にユダヤ人の流刑者たちでした。入植者は、島の火山性の土壌が農業、特に砂糖、ついでカカオの生育に適していることを発見し、過酷な労働のためコンゴ王国をはじめとするアフリカ本土から大勢の奴隷の輸入を開始、16世紀から17世紀にかけては奴隷貿易の中継基地へと発展していきます。奴隷制度廃止後も、農園主の農園労働者に対する待遇は変わらず、労働者たちの不満は募っていきます。1960年にサントメ・プリンシペ解放委員会が設立され、独立運動が本格化。ポルトガルが植民地からの撤退を決めると、1974年に暫定政府が設立され、1975年7月12日に正式に独立。と同時にポルトガル人が本国に帰ると経済は破綻し、世界最貧国の一つに。独立当時は旧社会主義国家寄りの政策だったものの、80年代からは新西欧、親米路線に転換し、数度のクーデター未遂が発生したものの、基本的には正当な選挙で国会議員と大統領を選出し、現在に至っています。 主な産業は農業、キャッサバやプランテーションバナナなど。主な輸出品は、独立前から主力だったカカオ。近年は海底油田の開発が進み、産油国の仲間入りをしました。

 

気候

赤道直下にあるため、熱帯海洋性気候で年中おおむね高温多湿。 ただし地形が急峻なため、標高500~700m地点では気温が急激に下がる。 大雨季(1~6月)、乾季(7~9月)、小雨季(9~12月)の3つの季節に分かれている。

 

ワクチン接種**

到着時に黄熱病に対するワクチン接種を受けたことを証明するための書類(黄色のワクチン接種カード)を提出していただく必要があります。また、マラリアからも身を守っていただかなければなりません。

 

人口 

約218,000人(2018年)

 

宗教

大多数はカトリック教徒です。

 

経済

サントメの主な産業は農業と観光です。この国の主要な輸出物はカカオとコーヒーです。近年、海洋油田が発見され、この国の政府は採掘を計画しています。

サントメは手つかずの土地であり、好奇心旺盛で冒険好きな旅行者が好みそうなものがたくさん存在します。歴史ある建物、熱帯林、瀑布、数多くの固有鳥類、ウミガメ、そしてホエールウォッチングなどは、この国でしか見られないものです。

 

サントメの見どころ

ローカー・アゴスティンホー・ネットー (Roça Agostinho Neto) キャンプ1

サントメで一番大((3,380ヘクタール) きかったポルトガル時代のプランテーションーです。 このローカーは、元々は「黄金の川」という名前だった。 革命後、サントメの独立に手厚い支援を行ったアンゴラの初代大統領を称えるため改名された。

 

島の各地には、ポルトガル統治時代のプランテーション跡地とかつての大農場主の壮大な館が数多く残されており、廃墟と化しているものも多くあります。我々のスタート地点が位置するローカーの中は、かつて大陸で最大の病院があった。現在、ローカーは地元住民の集落となっている。

 

モント・カフェ (Monte Café) キャンプ2

モント・カフェ はサントメの有名なコーヒープランテーションでした。いまは

コーヒー博物館があります。かつて、この場所は島内最大のコーヒー農園だった。今でも村の中心部には、保存状態の良いコーヒー工場を見ることができる。現在は、地元で栽培されたコーヒー豆を販売するローカルショップがいくつかある。

 

地獄の口 (Boca d ‘Inferno) キャンプ3

西端部の海岸に存在する洞窟である。 ちなみに、ポルトガル語の「boca」は「口」や「入口」という意味で、 「inferno」は「地獄」という意味である。この自然の美しいスポットは、第4キャンプのゴール地点から2km手前にある。

 

ピコ・チャウ・グランデ (Pico Cão Grande)キャンプ4の近く

サントメの象徴 -する663mの指の形をした火山岩柱 - ピコ・チャウ・グランデ (Pico Cão Grande)を見ることができます。サントメは島の南に位置するユニークなスポットである。現在、山頂への登山は、プロの登山家のみに許されている。

 

赤道の碑 (ゴール)

サントメ島の南に浮かぶ小さな島、ロラス島にはちょうどこの島の真上を赤道が通っており、見晴らしの良いビューポイントには赤道の碑が建てられています。

 

言語

サントメ・プリンシペの公用語はポルトガル語と定められている。しかし、標準的なポルトガル語を母語とする人は都市部に僅かにいるのみで、多くの国民は、ポルトガル語をベースとしたクレオール語を話す。

 

料理

サオトメの料理はアフリカとポルトガルの影響を受けている。レストランのメニューには、パンや魚、タコなどがよく登場する。

 

首都

サントメ市

 

通貨

サントメ島の通貨は、ドブラ(DobraSTD)です。

5.2ドブラ (STD) = 1000円 ※2021年4月

 

サントメ市にでATMsと外貨両替店があります。

 

国際電話番号

+239

ビザ

滞在期間が15日以内の場合、日本国籍の方は不要。